BITTER

□愛しさの帰る場所〜deep Story〜
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「んっ・・ヒョン・・もっと、もっとキスして・・」


「くすっ。今日は積極的だね」


「だまって・・んっ・・」

そういって僕から舌を絡めていく。

今は少しの言葉ももどかしい。

ただただ、ユノヒョンの唇が欲しい。



ヒョンに久しぶりに甘い口づけをされてから僕の中の理性なんてとっくに切れてしまっていた。


本当は会えないはずだった僕の誕生日に

あなたが無理をして会いに来てくれただけでも嬉しかったのに。


あんな言葉と口づけをもらったら


もう普通でいられるはずがないでしょ?




「ヒョン、もっと・・・もっとぉ」


「チャンミン、キス・・すきだね・」


ヒョンのキスは甘くて優しくてそれでいて火傷しそうに熱くて・・・

それだけでもう頭が真っ白になって何も考えられなくなる。


息も出来なくなるほど激しさを増す口づけに酸素が少なくなった頭でただあなただけを求める僕。


「チャンミン・・こっちもいい?」

そういって僕のシャツの胸元をヒョンの綺麗な指がはだけていく  


「やだ・・僕、シャワー浴びてない・・・」



「ちょうどいい。お前の匂い好きだから」


ヒョンの唇は僕の香りを楽しむように首筋を何回か往復してから胸元へとずらしていく。



そして



僕の胸にある赤い実に舌をはわせる。


「ヒョンっ!!」


「すごい敏感だね。どうしたの?」


久しぶりの快感に大きく声を荒げてしまった僕にわざとあなたはたずねてくる。


ーわかってるくせにっー


「やだぁ・・」


僕の反応に満足するとヒョンは執拗以上にそこを指と舌で攻め立ててくる。


こういう時のあなたは意地悪だ。


僕の右胸をヒョンの綺麗な左指が撫で回しながら弾くように摘まむ。


そしてヒョンは僕の左胸を熱い舌先で転がすようにもてあそびながら時折強く吸いながら窪んでいた突起を大きくさせていく。
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