another
□唇から溢れる言葉は まるで媚薬のように…
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『きゃ〜企画書が…!!
びしょびしょ…』
「うん。 ヒロインがHに
乱れすぎるから…だな。」
『つっ…………
もうオフィスで
絶対に 絶対にしない!!』
恥ずかしさに、頬を染め 半泣きしながら言うヒロインに 知らず知らず口角が上がる。
「この濡れた書類。明日の会議で俺が使うからな。」
『なっ…!? 何でよ!!』
キッ…と睨みつける君は最高。
「このエロ フレグランスは最高♪
仕事の意欲が上がちゃうな。
また社長賞を貰ちゃうな。
優秀なこの俺を サポートするのがお前の仕事。
…光栄だろ?ヒロイン。」
『ぐっ……』
この俺様!どS〜とギャーギャー叫ぶ君の額にキスをして、オフィスを出た。
「ほら。帰るぞ!」
いつも君の香りを 身に纏い
満たされる 独占欲。
君の フレグランスは一流品。
この俺だけが
身に纏う事を許された 限定品
fin