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□悪戯
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トロイメライの秋の全国ツアーに向けて、只今 皆。力が入って練習中!



流石に ぶっ続けの練習は良くないと、さとやんに言われて長めの休憩を取る事に…

私は1人屋上で、リフレッシュして戻ると


スタジオの椅子に座って、うたた寝する龍が あまりにも無防備で可愛くて。


つい、悪戯心が芽生えちゃって…
スタジオに 龍が1人なのを良いことに、椅子に座る龍の上に 跨がり

『チュッ…  クチュウ……』


軽く啄むようなキスを繰り返しするつもりが龍の唇に、舌を割り入れ…次第に深く 深くキスを進めていく。


「んっ…ふぅん…」

寝ている龍から 溢れる吐息が、艶っぽくて 私はキスにますます 夢中になっていく……。



「ん…? ヒロイン…ヒロイン?


 そっ れは……ヤバ…い。」


いつもの真面目な表情なままに 焦る龍が、可愛くて もっと見たくて…

ますます 調子に乗っていく 私。



『龍…可愛い。

 もっと、もっと…
  その表情が……見たい。』

龍の耳朶を 甘く咬みつきながら囁けば…龍の顔が、紅く染まる。



くすくす… もう。龍ってば…可愛いすぎるんだから

ペロッと舌で 自分の唇を軽く濡らすと、私は また龍に 妖艶なキスを仕掛ける。




「…ヒロイン。 もう…無理。」

龍は、そう呟くと
グィと強く、私のワンピースの両袖を引き摺り下ろす。


今日の服装は胸元に スモッキング刺繍が入ったワンピースだったから…強く引っ張ると 胸元が、簡単に露になってしまった。


プチッと ブラのホックも後ろから外され、龍は 私の胸を舐めまわす。



『ゃっ…ん…』

いきなり龍に攻め返され、みんなが戻って来ちゃうと 焦るけど…

身を捩って、逃げようとしても…腰をガッチリ押さえられ、逃がしてもらえず龍に翻弄される。



『ゃぁぁ… みんな、戻っ、てっ…』



龍の両手が、いつの間にか ワンピースの裾を捲り上げ…直に お尻を掴んでいた。

指を後ろから、下着越しになぞられ…




「ヒロインのここは…
受け入れ体制、万全だけど?」


私の乳首を咥え込み、吸い付きながら 視線をこちらに向ける龍は、めちゃくちゃイヤラシク、いやになるくらいセクシー…


グチュ… 私の蜜の音が 一層、大きく響く…。



『あっ…ゃぁん……』

「フッ…ヒロイン。ヤラシイ…顔…

      ……もっ、限界っ」


龍は、そう言うと後ろから下着を横へずらし私に 熱い楔を打ち込んだ。


『ゃっ…ゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』


散々、下から打ち付けられ 揺さぶられ翻弄され尽くして……



私は、くたっと龍の胸へと 崩れ落ちた。








『もぅ!誰か来たら…どうするつもりだったの?』


龍の いじわるっ!
龍の胸の中、そう呟けば…


「誰も来ないよ。
アンプの調子が悪くなって、今日の練習は中止になったんだ。
ヒロインが、知らなかっただけだ。」




まぁ、カイにはヤラシイ事すんなよ…と釘を刺されたけど

ヤラシイ事始めたのは フッ…ヒロインだしなっ。



くぅぅ〜
口では、全く勝てなくて 悔しくて

私の中のフニャフニャしたモノを思い切り締め付けてやった。




「くっ… 締め付けんな…よ…」

フン! 思い知ったか!と、いい気になれたのは、この直後に 龍から放たれたセリフを聞くまで…だった。





「…また 元気になっただろう」


……ナヌ!?
ぇっ…?… ぇぇぇぇえええ!?


『きゃぁ!!』

繋がったそのままに…抱き上げられ、反動でずり落ちそうになった私は、龍の首に慌てて、ひしっと抱きつく…


そんなこんなの内にソファーに押し倒され……。


「ヒロイン……。責任 取って…」

龍の 極上の甘い微笑みと共に… こんな言葉、囁かれたら………。



私は、赤面して小さく、
『どっ、どうぞ…』って…言う事しか出来なかった。







            fin

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