瞬・all
□ヒロインの秘め事 《天然編》
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最近 彼が忙しくて…
あまり触れあってない…
疲れてるだろうし…
みんなにも秘密だから
仕方ないんだけど…
でも… でもね!
一つ屋根の下
他のカップルとは
違う方法があると思うの!!
例えば
部屋におやすみのキスに
来て…
切なげに
甘く瞳を揺らして…
私に囁くの
「これで
我慢しなくちゃ…ね。
おやすみ…」 とか!
「我慢出来なくなると
困るから ここまでだ…」
とかとか!!!
私はある決意をもって
真夜中に 彼の部屋に
そっと忍び込んだ…
========================《 彼 サイド 》
真夜中に 甘い香りがして
唇に何か 柔らかいものが
触れる感覚で目が覚めた…
とっさに 両手を動かすと
何か柔らかい物を腕の中に
捕らえた…
目を開けると
ヒロインが腕の中
悪戯ぽく 微笑んでた…