r裏小説r

□*SweetTime*
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愛する貴方へ送るプレゼント。


―SweetTime―


赤也『はあ――…』

練習中にも関わらず、赤也は深く溜め息を吐き悩んでいた。
先日手塚に自分の誕生日を祝ってもらった。そして…今日、10月7日は彼の誕生日。

柳生『切原君。』

一人コートの隅で悩んでいると柳生が現れた。

赤也『柳生先輩…』
柳生『君らしくありませんね、そんな顔をして…どうかしたんですか?』

優しく微笑まれ、次第に赤也の目から大粒の涙が零れる。

赤也『ヒッ…クッ…柳生先輩〜〜ッ俺どうしようっ!!』
柳生『えっ…?』



***

柳生『少しは落ち着きました?』

あの後二人は部活を抜けだし誰もいない部室にやって来た。

赤也『ハイ…//なんか迷惑かけてスミマセン…』
柳生『いえいえ…それで切原君は何を悩んでいたんですか?』

赤也は俯き服を握り締めたままゆっくり口を開いた。




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