仮面ライダークモハ
□出発
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ハット「チケットヲ拝見シマス」
虎時狼「え?ああ、ハイ」
どこからかロボットが現れた
座席の高さぐらいのロボットがチケットを
その視力検査の記号のような手で掴む
溶けるように消えるチケット
虎時狼「へぇ…なぁコイツは?」
ユキ「ハット、よ事実上この電車を動かしているのは彼」
虎時狼「まじか?」
ユキ「まじで、ハイ果物」
虎時狼「有難う、って何コレ?」
ユキ「知らない?ドラゴンフルーツ」
虎時狼「さぁ?…美味いな、コレ」
ユキ「でしょ!!」
ユキの顔に笑みが浮かぶ見た者を幸せにするような笑顔だ
ユキ「もうすぐ着くから…そしたら時を守る話をしましょう、虎時狼」
虎時狼「…ああ、クモハとしてな」
彼こそがチケットに写っていた戦士
[クモハ]だった