**for your dream**
□毎日が記念日
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「なあベル?」
「何だよ、」
「今日何の日か知ってる?」
ジルが部屋にあったカレンダーをみながら聞いてくる。
「知らねーー何の日だよ、お前の誕生日?」
「ばーーか」
「ししし、ウケる。で、なんの日だよ?」
「恋文の日だってさ。(それだけじゃねーンだけど、)」
「はぁ?だからなんだよ?」
「いや、別に。ただ変な日だから言ってみただけ。」
「なーんだ、てっきり・・・」
ベルがそう言ってジルに歩み寄る。
「な、なんだよ・・・ベ・・・r」
顔と顔が近づきそのままベルはジルの唇を奪う。
「なぁッ///」
「こうして欲しいのかと思った。」
「ふざけんなよッ///」
「うしし、ジル、兄貴とか威張ってるくせに顔真っ赤〜♪」
「るせー、お前本当は今日何の日か知ってんだろ??」
「は?」
「今日はキスの日でもあるんだよ、」
「だから?」
「〜〜〜〜!!もういい、ベルのばーーーか。」
「おい、」
もう一度ジルの唇を奪う。
「ちょ、なんなんd「殺したくなるほど愛してるぜ、クソ兄貴」
不敵な笑を浮かべながらベルが言う。
お前にちょっかい出すのは嫌いだからじゃなくて、不器用なガキの精一杯の表現で、
お前の命を消すようなことをするのも、お前を愛すが故の行動。
なあ、分かってくれよバカ兄貴。
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