☆小説（担：桜春）
□お買い物♪
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「次、何処に行く？」
「では、此処から一番近い洋服売り場でどうでしょうか」
「よし、行くか！」
「イザーク、この薄水色のスーツなんかどう？」
「良くお似合いですよ」
「あっ！イザークにはこれなんかどう？」
「何でしょう？」
「ちょっとフリルの多い黒いドレス！」
「……そ、それを着るのですか？私が？」
「ダメぇ？(上目使いウルウルビーム)」
「(うっ！)……わかりました、着ます」
「やったぁ！(笑)」
もちろんこの行動は、確信的なものだ。
「(やはり私はこの方に弱いな)！我が君少々失礼します。何かね〝人形使い〟？」
＜何かね、じゃないよ。何時まで買い物してるつもり？〝氷の魔女〟達が不振がっているよ＞
「もうそんな時間か。わかった、なるべく早く戻ろう」
＜そうしてくれる？僕が〝氷の魔女〟達に疑われるんだからね。じゃあねイザーク。お土産、期待してるよ＞
「(はぁ～)わかった。通信終了(ｱｳﾄ)お待たせしました」
しかし、そこにカインの姿はない。
「一体どちらに行かれたのでしょう？」