過去小説1

□あなたは神を信じますか?
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「ねえ、綱吉。神って信じる?」

いつものように応接室。

雲雀は綱吉を膝に乗せ、軽くセクハラまがいなことをしながら突拍子も無い事を言い出した。


「…どうしたんですかι」


綱吉は慣れてしまったのか、髪をいじられようがウエストに腕が回されようが動じなくなっていた。


「ん…なんとなく。新訳聖書を配る人を見掛けてね」

「もしかして、声かけられました?」
「うん。神が何をしてくれるのさって言ったらなんか語りだして」



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