過去小説1

□僕のものに…
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「放課後、応接室においで」
「え…?」
「何?嫌なわけ?」
「いえ!すみません!!行きますっ」
「そう。じゃあね」

ちらりとトンファーが目に入ってしまえば、断れるわけもなく。
綱吉は応接室に行かざるをえなくなった。

(一体なんの用だろう…。オレ、なんかしたのかなぁ?)




「失礼しまーす…」

ノックを三度したあと、ゆっくりと応接室のドアを開けた。

「やぁ。遅かったね」
「す、すみませんっ」
「君はよく謝るね。まあ、掛けなよ」
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