小説4
□新婚サンU
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「僕の目だけを見てください。そしたら恥ずかしくなくなりますよ」
「なっ…!嘘だ…っ」
「それに…こうしてる間は僕もあなたの顔を見れないから恥ずかしくないでしょう?」
そう言いながら首筋に唇を這わせ、食むように口付け始める。
「ふっ…!!」
ゾクゾクと皮膚の表面に何かが走るような感覚に襲われる。綱吉はおもわず出かかった声を、歯を食い縛る事で耐えた。
「…我慢してる顔も良いのですが……やはり声が聞きたい」
そう呟いて骸は綱吉の下へ手を伸ばした。
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