過去小説1
□ある昼下がり
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パンポンペンポーン…
「うっそ…ι」
絶対今誰か叫んでましたよね?
こんな事する人、オレ一人しか知らないんですけど…
え、お呼びだし?
聞き間違いだと思うけど、オレの名前じゃなかった??
「お、おい、ツナ!雲雀さんがお呼びだぜっ…は、早く行けよっ」
クラスの誰もがオレを見てそう言う。
やっぱりオレなんだ…
先生に目を向けると、物凄く青ざめた顔でオレを見てる。
ああ、行けって言いたいんだ…。
重い足取りで教室を出て、応接室に向かう。
別にヒバリさんに会いたくないわけじゃないんだ。