小説4
□サンタさんがやって来た
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「こことかは?」
「にゃあっ!!……っ!?」
綱吉は自分の発した声に驚き、慌てて口を両手で塞いだ。
雲雀は動きを止め、綱吉を見上げる。
「………可愛い…ダメ、もう我慢できない」
雲雀はそう言うと、やや乱暴に綱吉に纏う残りの服を全部脱がして早急に綱吉の雄に触れる。
「やだぁっ……あ、あっ…イヤ…ぁうっ…!!やめ、ろよぉ…っ」
「やめたら君辛いでしょ?僕も辛いし」
「はぁっ…ん……ふ…ぁああッ!!」
雲雀はそう言うが早いか、綱吉の雄を口に含んだ。綱吉は強烈な快感を分散させるかのように首を左右に振っている。だが手は、雲雀の頭を押さえるようにしていて。雲雀はより深く綱吉をくわえこんだ。
「あっ…やぁっ…んぁ……あぁ…」
軽く歯を宛てたり吸い上げたりされ、綱吉はすぐに限界が見えてきた。雲雀は搾り取るように舌まで駆使して勢いよく吸い上げる。
「くぁああっ…!!」
(……甘い……)
綱吉はすぐに達し、雲雀の口内に白濁を放つ。ぐったりとしている綱吉を、うつ伏せにさせ腰だけを抱え上げた。
綱吉は理性などとうに消え去り、次に来る快感を待つだけだ。だが何かは分からない恐怖に震える。
「なっ…!!」