小説4
□サンタさんがやって来た
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「ねぇ、綱吉。僕とずっと一緒に暮らさない?」
綱吉はいきなりのプロポーズにあっけにとられた。だが雲雀と名乗るサンタは本気のようだ。綱吉の目を捕えて離さない。
「は…?本気で言ってんの…?」
「僕は何時でも本気だよ。君とのキス、すっごく痺れた。こんなの初めてなんだ…」
「………はぁ…」
そう言い終わると、雲雀はジャケットを脱ぎ始めた。綱吉はただ呆然とそれを眺めている。すぐにアンダーウェアになり、再びキスをしながら今度は綱吉の服を手早く脱がし始めた。
「ぁあッ…んぁ……ひゃっ…!!」
「凄い感じてくれてるんだね…嬉しい。やりがいがあるよ…」
服を脱がす際に雲雀の手が素肌に触れるだけで、綱吉は裏返った声を上げる。
雲雀は気を良くし、舌も使って愛撫を始めた。
「ぁ…あ…ぁあっ…はぁんッ…!!」
雲雀が手を滑らすたび、綱吉は甘い声を奏で続ける。
「可愛い綱吉…。もっともっと君を知りたい……」
「ひぁっ…ぁあ…んっ…ん…」
雲雀が耳を甘噛みしながらそう囁けば、綱吉は背を反らして快感にうめいた。
「耳弱いんだね。じゃあここはどうかな…?」
「ぅぁあッ…く…ぁ…ンンッ…」