小説4

□先生はヒバリさん3
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「愛してるよ…綱吉。僕のものになって…」
「先生、オレ…は、とっくに、先生のものですっ…」
「……っ今夜は帰さないよ」
「あっ…ダメ…せんせ…」




ピピピ・ピピピ・ピピピ



午前七時、並盛中数学教諭雲雀恭弥起床。
今朝も、これからってところで夢から覚めてしまった。
寝覚めが良いのか悪いのか、雲雀は呆けたままベッドから出て洗面所へ向かう。
焦点の合わない目で顔を洗い歯を研き食事を取り身支度を整えて家を出た。

せめて夢でくらい抱かせて欲しいものだ。
綱吉が中学生という事で、キスはするがそれ以上は禁欲している。
先生と生徒だからと言う最大の壁は雲雀にとっては微々たるものだが、腐っても教育者の立場にあるため卒業するまではと堪えているのだ。綱吉のためだと自身に言い聞かせて。


学校に着くなり雲雀は教官室に閉じ籠る。





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